内容をよく確かめる必要がある銀行のビジネスローン

ビジネスローンとは、事業資金に使えるお金を融資してくれるローンサービスの一種です。一般的に個人向けの小口融資サービスであるキャッシングやカードローンは、事前に審査を行い利用者の信用力に合わせて利用限度額を設定し、その範囲内であれば自由にお金を借り入れすることができるローンサービスですが、借入れたお金の用途に関しては事業資金に使うことを殆どの場合、禁じています。このため事業用に使えるキャッシングやカードローンというのがビジネスローンです。本来、ビジネスローンといえば消費者金融や事業者金融といった貸金業、いわゆるノンバンクが行っていたものでしたが貸金業法の規制強化などから、銀行でも誰でも利用しやすいビジネスローンを提供するようになっています。特に大手銀行や地場産業が盛んな中堅銀行などでは必ず扱っていますし、また近年はネット銀行がビジネスローンの分野に進出しています。

このため現在では、ほとんどの銀行がビジネスローンを提供しているのですが、その反面で、そのローンサービスの内容は銀行によって異なっており、銀行のビジネスローンを選ぶ場合には内容をよく確かめておく必要があります。一般的にビジネスローンの金利相場は銀行の場合には年利4%から15%前後が一般的ですが、より信用力が高い企業向けの場合には年利2%程度のものもあります。この場合には利用限度額が1億円程度まで設定する必要があるため、利用できる法人や個人事業主は限られます。主に主力となるのは上限金利が15%前後のもので、500万円程度の限度額が設定されるものが中心です。またより借りやすくした審査基準のゆるやかなサービスとして貸金業者並の年利18%を設定しているものもありますが、金利面での負担が大きいので注意が必要です。いずれにしても金利が年利4%を超えるような場合には、主につなぎ融資として利用するのが一般的で長期間にわたって借り続けるといった場合には不向きです。